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  • 2021.06.01 Tuesday
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[レビュー]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その21

60年代のポップ期は、アーティストよりも楽曲が優先した時代。故にオムニバス盤にこそ真髄がある・・・なんていったら言い過ぎか。更にこの時代はある意味何でもありなヒット曲が沢山あった。ロックンロールが登場した事によってアーティストとしてのみではなく音楽業界でビジネスマンとして成功したいような人々も沢山おり、彼等はエンターテイメントの匂いがするような人間には片っ端から声をかけた。それは移民の国アメリカにおいて多数いる祖国からの音楽を持ち込んできた人達、地元の音楽コンテストの入賞者、ギターが得意な農夫や、教会の聖歌隊、一度でもテレビに出演した事があるような人間・・・等様々な人間が対象になり実際そういうヒット曲も沢山生まれた。個人的には「らしい」サウンドを出すようなティーンポップやガールポップが好きだが、ヒットチャートはニールセダカやコニーフランシスの亜流のみで成り立っていたわけではない・・・ということを頭に入れておいて貰いたい。良い曲・・というだけでなくなにかしらの「フック」が大事だった事が伺われます。1963年にKyu Sakamotoの「Sukiyaki/上を向いて歩こう」がヒットしたのも、そんなアメリカのチャートならではの話。

今日はそんな当時のオムニバスを紹介。
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[レビュー]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その20

今日は日本とアメリカのヒット曲の違いに絡めたCD紹介。
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[レビュー]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その19

今日はコーラスハーモニーを生かしたアーティストを。彼等はホワイトドゥワップと呼ばれる事もあり、ファルセットボイス、裏声を使ったり、バックコーラスが「シュビドゥビ」とかいったりして非常に「らしい」感じがするのでオールディーズファンには人気が高い。60年代当時は綺麗にハモッてる声自体がリスナーたちには新鮮だったのでしょう。
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[レビュー]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その18

オールディーズ、ティーンポップは作りこまれているものが多いが故サウンドに革新性が感じられたりする物があったりする。これはフィルスペクターの影響や単純にポピュラーミュージックをとりまく機材や環境自体が進化しつつあった事のあらわれで、バックの演奏や楽器の重ね方がだんだんサマになってきてるのがわかります。いよいよマルチトラック時代の到来・・・とでもいいましょうか。
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[レビュー]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その17

今日は女性のティーンアイドルを。コニーフランシスはスタンダード等も歌い、ある程度正統的な歌手という側面があるけど、今日紹介する人達はまさにアイドル。舌足らずなロリ声や危うい音程も武器になるガールポップ、当然星の数ほどの女の子がデビューしました。女性が表に立てば資金回収も話が早い・・・とばかりに大人たちも色々と画策し力を注いだ物が多いので、質の高い物が多いです。正統派歌手連中と違いスタンダードなどはやらない(できない)ので、その分キュートでポップな「純粋なオールディーズサウンド」が堪能でき(コニーフランシスやブレンダリー等は選曲を誤るとスタンダードばっかり入ってたりする)好きな人も多い。また「雰囲気がカワイイ」とオールディーズ等何も知らないような人(特に女の子)にも受ける可能性大。そんなこんなでオールディーズの中でも一番人気のあるジャンルなんじゃないかな・・・。実際CD等でも物凄い数のコンピレーション盤が出ています。
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[レビュー]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その16

またティーンアイドルを数人・・。今日も「石鹸の香りが漂ってきそうな」ジミークラントンとボビーヴィー。
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音楽のダウンロード販売

最近iTunes Music Store等日本でも「音楽のダウンロード販売」が徐々に浸透してきました。何年か前までは俺も「そんなの許さん、音楽はレコード屋に行って買うものだ」と思ってましたが、ある程度曲数が揃い自分の興味のあるようなアーティストまでオンライン販売に加わってくると、「買ってもいいかな・・・」という気になってきてます。そんな今日この頃、思った事を一つ。
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[レビュー]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その15

今日もポップな人達を紹介。皆グッドルッキンで笑顔の「ミスターハンサム」達です。今日の人達は全体を通して「いかにも」なオールディーズサウンドでダイナージュークボックス、ポニーテール、ドライブインシアター、コカコーラに58年型シェビー・・・みたいな空気に浸りたい時にぴったり。アメリカングラフィティの世界です。
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[レビュー][iTMS]THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL CD紹介その14

今回も「ティーンアイドル」を紹介していきます。ポールアンカやニールセダカは基本的にシンガーソングライターでしたが、この時代の基本は「プロの作曲家が作り、プロの歌い手が歌う」という分業制が基本。そういうわけで、隙の無いプロフェッショナルなサウンドの物が多いです。
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THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL: 3「ポップス黄金時代1〜All I Have To Do Is Dream」

ロックンロールの歴史を紐解く連載「THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL」第3回「ポップス黄金時代1〜All I Have To Do Is Dream」の完全版です。

過激で粗野だったロックンロールが、商業主義に組み込まれていくことによって、だんだんとティーンポップスなるものに変化させられていく、その過程のお話です。
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