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  • 2015.08.22 Saturday
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That's Why I Write Rock History

今日は個人的な話を。何で俺がこんなブログを書いてるか・・・みたいな事を書いてみようと思う。
2006年も明けたが、2〜3年ぐらい前から、音楽業界では「ロック誕生50年」というフレーズが飛び交うようになって来た。その流れに乗っかるかのように最近クラシックロックをネタにしたCD企画や書籍を目にすることが多くなった。

さてこの「ロック50年」というフレーズ、多少注意深い人ならもう2年ぐらい言われている事に気付いている事だろう。そして「何故毎年50周年なんだ?」と混乱しているかもしれない。答えを単純に言えばそれぞれ「設定してる始点が違うから」なのだが、これはその「50周年」を定義する側の利益と密接に結びついている。「大人の事情」というヤツだ。エルヴィスのカタログを持っている会社は1954年が始点だろうし、ビルヘイリーの権利を持ってる会社は1955年だ。どちらも細かく当時の事情が頭に入っていれば嘘をつくことなく「50年」を正当化できる。例えばビルヘイリーの「ロックアラウンドザクロック」は「ロックンロール第一号ヒット」であるというのは事実だし、いやいや、それ以前にエルヴィスはロックンロールと呼んでも差し支えない音楽をやっていた、それより前の51年にはジャッキーブレンストンがR&Bチャートで一位をとっていた・・・等などキリが無いのだ。

だから個人的には「ロック第一号」というのは明言出来ないし、何をもってしてロックを感じるか・・という部分もあり所詮答えなんて出ない・・・というのが結論として一番ふさわしい。なにせ俺の耳には1920年代に活躍したブラインドレモンジェファーソンや30年代に活躍したロバートジョンソンもロックンロールに聞こえるわけだしね。ただ、あえて言うなら1940年代後半から50年代半ばにかけて文化的なことも含めて「ロック」の元祖と呼べる音楽がまとまって誕生した・・・という事は事実。少なくともその観点に立ってる分にはどこを始点にしようと間違いではないと思うんだが、この一年ばかり俺のように重箱の隅をつつく事を生きがいとしてる人間でなくてもひっくり返るような、トンでもない本が発行されている。

「Rock In Golden Age〜ロック栄光の50年〜」

というシリーズ。こういうシリーズの場合年代を追っていくのが定石でまた混乱を招かないためにも必要な事だと思うんだが、何と第一号はビートルズ特集。おいおいそれじゃ40周年だよ、という突っ込みはさて置き、間抜けにもほどがある。一応その雑誌のスタイルとしては年代順じゃなく発行してるっぽく、雑誌のスタイルを考える限りでは別に1号がビートルズでもいいんだろうが、15号になってやっと50周年たるべきエルヴィスやらチャックベリー辺りが取り上げられていて、せっかくロックヒストリーに興味を抱いてる人間に大いなる誤解を抱かせるのは間違いない。「ロックの始まりはビートルズなんだ、そうだよね、今や音楽の教科書にも載ってるモンね」と。

大方、雑誌を発行する時点では50年代について書ける人が見つからなかった、とかビートルズが表紙の雑誌が第一号だとキャッチーで売れ易いだろう、とか、あるいは編集者連中が「俺はロック知ってるよ」的な態度のくせに50年代や60年代の音楽はルーツ的にしか見られない、またはプリミティブなロックンロールに「ロック」を感じることができない、感性が鈍い上に狭い「組織に属し社会に迎合して少数で群れたがる薄っぺらクリエイターとその仲間達」だった、とかがそうなった原因でしょう。

ビートルズ以前のロックンロールやオールディーズが軽視されるのは今に始まった事ではなく、この日本の音楽ジャーナリズムはずーーっとそんな気がするが、コレがなくならない限り「ロック」という意味では欧米諸国を越す事はできないでしょう。

かと思えばストレイキャッツ辺りから入って白人的な「ロカビリー」しか知らず変にマニアックなロカビリーアーティストやさらに辿ってブルーグラスとかまで行っちゃってるけどボ・ディドリーはよく聞いたこと無い間抜けなロカビリアンとか、音楽ファンも含めてロックを取り巻く環境が極端な気がする。ボディドリーは「ロックンロール」ではなく「R&B」というような狭い認識が一般的になってきたみたいだ。まあ、間違ってはいないんだが、そこまで細分化せんでもいいじゃないか・・・みたいな気がするね。

日本人は「ロックンロール」というとイメージする音楽が非常に限定されているみたいだが、本場ではRock 'n Rollの意味する音楽というのは果てしなく広い。日本がこんなになったのは一部マスゴミやせまーいロックンロールをプレイする一部ミュージシャンの変に悪ぶった(非常にサムい)イメージ作りやそういう「ツマらんゴールデンタイム番組的感覚=中身の無い薄っぺらかつ偽善的かつ品性が下劣な感覚的に『オイシイ』ロックのイメージ」を喜ぶ数多くの受け手のせいだと思う。まさに踊る阿呆に見る阿呆とはこの事だ。

勿論そういうファンを作り出す最初の一歩は情報の送り手側に責任があるわけで、そういったことに関わってる人々はその辺を胸に刻み込んで欲しいものだが、なかなか良くならないんだな、コレが。

勿論その国独特の流れや特色という物があるのは面白いといえば面白いんだが(個人的にはひとつも面白くなく、そんな観念消えてなくなればいいと思ってるが)、なんだか皆がみんな右へならえで面白いように同じ傾向に陥るというのは困ったもんだ。同じ「ロック」が好きな流れでも色々系統があってその中の1つぐらいは海外でも通用するようなミュージシャンやジャーナリズムが存在してもいいんじゃないか?

そんなワールドワイドで通用する「流れ」「系統」を作るべく俺とkennyは「梁山泊」を作り日本の「ロックンロール」を再定義するつもりだったりする。そのはじめの一歩として現状のシーンで最も欠けているTaking Back The Classicsが最も必要な事だと思って日夜Diaryや「THE GOLDEN AGE OF ROCK AND ROLL」を発信してるんでよろしくね・・・という事が言いたかったわけです。

最後に、このサイトは、旧来のメディアと違い一切の裏取引や大人の事情(管理人達がこの世で最も忌み嫌い、敵視し、また容赦なくどんな手を使っても根絶しようとしているものの一つです)が絡む事も無く、何かに都合が良くなる捏造のような物は一切無いので、安心してご利用して下さいませ・・。

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